特集災害と闘う

【無料公開】能登半島地震支援「22日から第2陣が現地に」

京都府薬・河上会長

2024/1/22 12:30
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能登半島地震の支援活動について説明する京都府薬の河上会長=21日、京都市内のホテル

 京都府薬剤師会の河上英治会長は21日、能登半島地震の被災地の支援活動について「DMAT(災害派遣医療チーム)や日本赤十字社の救護班に帯同して、京都からも薬剤師が出動している。また日本薬剤師会からの要請で11日から第1陣として、2チームに4泊5日で現地の支援に行ってもらった。第2陣が22日から1チーム、25日から1チーム、現地に行ってもらう」と説明した。第1陣のメンバーに対しては「支援体制が不十分で危険が伴う中、使命感と勇気を持って現地に入り、無事帰ってこられた。第1陣の方々に心から感謝申し上げたい」と謝辞を述べた。

 21日、京都市内のホテルで開かれた京都府薬の「新年のつどいならびに会員各賞受賞祝賀会」で明らかにした。

 河上会長は、大きな課題として、京都府薬剤師会館の建物の維持・存続問題にも言及。「将来、薬剤師会や薬剤師に求められる役割を果たすために、薬剤師会館にどのような機能が求められるのか。その在り方を会員と十分に議論して、より良い方向性を見いだしていきたい」と述べた。

 この日の会には、本田顕子参院議員と神谷政幸参院議員、京都府の西脇隆俊知事、京都市の門川大作市長、地元選出の国会議員や府内の医療関係団体幹部らが出席した。

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