厚生労働省は29日までに、台風10号の影響で患者がマイナンバーカードを持参できない場合でも、オンライン資格確認を導入している医療機関・薬局が、患者の薬剤情報や特定健診情報を特例的に閲覧できる取り扱いを示した。鹿児島県の全43市町村、宮崎県の24市町村、愛知県の蒲郡市が対象。災害救助法の適用から1週間で、9月3日まで。
医療機関などが患者の被保険者番号を把握している場合は、患者から口頭などで同意を取得し、資格確認端末から被保険者番号を基に照会、閲覧する。把握していない場合は、氏名や生年月日、性別などを端末に入力し、被保険者番号を特定して閲覧する。