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【無料公開】災害ボランティア薬剤師を募集

日病薬、10日に1人珠洲市の病院に派遣

2024/1/10 19:32

 日本病院薬剤師会は9日、能登半島地震の被災地に派遣する災害ボランティア薬剤師の募集を開始した。日病薬によると、現時点で能登北部地域の3病院から薬剤師派遣の要望がある。10日には1人を石川県珠洲市の病院に派遣した。

 日病薬は6日から石川県に「調整班」を派遣し、現地の被災状況や医療ニーズの把握に当たってきた。調整班は日病薬の災害対策委員1人と事務局員1人の計2人体制。

 調整班から、▽珠洲市総合病院(珠洲市)▽輪島病院(輪島市)▽宇出津総合病院(能登町)―の3病院で薬剤師の派遣要望があるとの報告を受け、災害ボランティア薬剤師の募集を決定。9日付で会員向けに通知を出した。

 通知によると対象者は、▽できる限り長期間活動(原則1週間程度以上)ができること▽病院・診療所・介護保険施設の薬剤師として2年以上の実務経験を有すること▽現地までの交通手段および宿泊を自分で確保できること(寝袋を準備するなど)▽現地に滞在する間の食事・水などを自分で持参できること―などが条件となる。業務内容は、病院の薬剤部または避難所における医療チームの中で薬剤師業務を行うことを想定。派遣期間は応募者の希望を踏まえて日病薬が調整する。

 応募方法は、指定の登録名簿に必要事項を記入し、災害医療支援本部(honbu@jshp.or.jp)にメールを送信する。詳しくは、災害医療支援本部(TEL:03-3406-0485、E-mail:honbu@jshp.or.jp)まで。

 日病薬によると、10日時点で若干名の応募があった。同日中に富山県の病院薬剤師1人を珠洲市総合病院に派遣することが決まった。

 現地の調整班は、今後は日病薬の研修を受けた「災害登録派遣薬剤師」が交代で入り、派遣先の医療機関や行政との調整役を引き継ぐ。

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