6日から続く大雨により、九州・北陸・中国地方の鹿児島、福岡、熊本、石川、山口の5県で合計36以上の薬剤師会員薬局に被害が出ていることが、日本薬剤師会や各県薬剤師会への取材で分かった。
鹿児島県薬は、12日午前10時時点で、姶良市と霧島市にある18薬局が浸水や断水、機材不良などの影響を受けていると説明した。
日薬は、一部地域で災害救助法が適用された山口、石川、熊本の3県を重点的に、県薬剤師会を通じて会員薬局の被害状況の情報を収集。12日午後4時30分時点で、石川1薬局、熊本4薬局(熊本市2薬局、八代市1薬局、天草市1薬局)の被害を確認した。山口でも宇部市の薬局で被害報告があったとされる。また、福岡では浸水12薬局、建物の一部欠損が1薬局で計13薬局に被害が出ている。
長崎県薬には、これまでのところ会員からの被害報告はない。









