日本薬剤師会は31日の会見で、能登半島地震の被災地へ派遣した支援薬剤師らが同日時点で延べ950人になったと発表した。モバイルファーマシー(MP)と合わせて、2月以降も現状の派遣体制を維持する。
日薬によると、31日までに派遣した支援薬剤師とMPチームは、▽珠洲市252人▽門前町130人▽能登町155人▽輪島市215人▽穴水町198人―で、総計950人となった。
●JPALS認定薬剤師、更新申請2月15日まで延長
また、日薬の生涯学習支援システム「JPALS」の認定薬剤師について、今回の地震の被災者を対象に、更新要件である「実践記録」の提出期限を1月10日から2月15日まで延長するとした。現在16人が更新申請をしておらず、今回の特別措置の対象となる可能性があるという。