武田テバファーマは1日付で、限定出荷中のランソプラゾールOD錠15mg・30mg「武田テバ」について、一部包装規格で「さらに出荷量を絞っている」ことを医療関係者向けサイトで周知した。
同剤は、他社の製品回収に伴う影響で昨年12月から限定出荷となっているが、製造委託先である廣貫堂が能登半島地震の影響を受けたため、OD錠15mgの500錠(10錠×50)とOD錠30mgの100錠(10錠×10)で出荷量をさらに絞っている。それ以外の包装規格は限定出荷となった段階から変更はない。
同社と武田テバ薬品は1月30日にも、地震の影響で廣貫堂に製造を委託している製品の一部に入荷遅延が生じたとして、計8品目を限定出荷とすることを医療関係者向けサイトで案内していた。【日刊薬業】