25日午前7時30分に岩手県沖で発生し、青森県で最大震度6強を記録した地震について、同県薬剤師会の青柳伸一専務理事は取材に対し、午前11時時点で、会員薬局から休業せざるを得ないほどの大きな被害報告はないと説明した。岩手、宮城、秋田の各県薬剤師会も、県内薬局からの大きな被害報告はなく、通常営業をしていると答えた。
震度6強を観測した青森県階上町、震度6弱を観測した八戸市がエリア内にある八戸薬剤師会の阿達昌亮会長によると、11時時点で会員薬局から医薬品の落下や、自動ドアが閉まらなくなるなどの報告はあるものの、階上町も含めて薬局は通常営業をしている。
また、八戸薬エリア内の調剤併設ドラッグストア1店舗で天井崩落、複数店舗で商品の瓶が割れるなどの被害により開店時間に遅れが出たが、12時時点では患者の安全に注意しながら通常営業をしている。また調剤併設ではないドラッグストア2店舗で臨時休業になっているのを確認したという。
阿達氏は、昨年末から3度目の大きな地震で対応はスムーズになり、「すぐに理事者の安否を確認でき、1時間程度で各地の状況確認もおおむね完了した」と述べた。一方、「これだけ続くとより体制を強化しないといけない」とも語り、より迅速に情報収集できるよう、圏域内の全薬局から情報を吸い上げるシステムの構築も今後の検討課題だと話した。
岩手県では、県庁所在地の盛岡市などで5強を観測。同県薬剤師会の熊谷明知専務理事は、盛岡市では物の落下、久慈市ではガラスが割れたなどの報告はあったものの「営業できない状態ではない」と述べた。
●チェーン各店も営業継続
アインホールディングス(HD)は、店舗に被害はなく営業を継続していると説明。クオールHDは、盛岡市の店舗で棚からの医薬品落下があったものの営業は継続していると答えた。日本調剤でも店舗に被害はないとしている。
〔更新〕日本調剤の記載を追加しました。(6月25日16:22)









