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【AD】生成AIでSOAP薬歴下書き作成と検査データ入力を自動化 業務効率化で質の高い“対人業務”を実現

くろす薬局(埼玉県さいたま市)          提供:東日本メディコム

2025/5/15 10:00

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黒須 さゆり氏(前列)とスタッフのみなさん

 地域包括ケアが推し進められる中、その鍵となる医療DX への対応は、薬局にとっても喫緊の課題となっている。埼玉県さいたま市にあるくろす薬局は、服薬指導時に生成AI がSOAP 形式で薬歴を下書き作成する「DrugstarDrive」を活用している。最新システムを積極的に導入することで業務効率化を図り、質の高い対人業務を実践している。

●地域に根ざし、訪れる人のより良い人生をサポート

 2014 年に開局したくろす薬局、埼玉県のターミナル駅として賑わうJR 大宮駅の徒歩圏内に店舗を構え、オフィス街と住宅街の交わる土地柄、ビジネスマンや地元の高齢者など、幅広い患者層を抱えている。近隣の内科クリニックをメインに、約90 の医療機関から平均1,200 枚/月の処方箋を受け付けている。薬剤師5名で面分業を実践しながら、個人宅や施設の在宅業務もこなす。

 「皆様のためにより良い人生を送るお手伝いをしたい」をコンセプトに掲げ、居心地の良い空間づくりはもちろんのこと、SNS を活用して情報提供を行うなど、新しい取り組みも積極的だ。患者一人ひとりに寄り添って築き上げた信頼から「処方箋とは関係なく、世間話をしに来る患者さんも多いんですよ」と管理薬剤師の黒須さゆり氏は笑顔で話す。

●薬歴と検査データを効率的にAI が自動作成

 同店では、先確認・先指導業務に対し、薬歴作成業務を効率化することができる東日本メディコム株式会社の電子薬歴システム「Drugstar Prime」を活用し、薬剤師の対人業務を強化してきた。そこに最近、薬剤師業務をサポートしてくれる心強い味方が新たに加わった。それが、生成AI を活用して、電子薬歴システムを操作するAI アシスタント「Drugstar Drive」だ。

 機能の1 つは、患者との会話を双指向性マイクで録音・テキスト化すると同時に、薬歴の下書きをSOAP形式で作成するというもの。生成AI が、薬剤師と患者の言葉を正確に判別し、会話の内容からSOAP 形式に整理し、薬歴の下書きを作成する。

 「『Drugstar Drive』を使うと、服薬指導が終わったときにはほぼ薬歴は完成しています。薬剤師として確認作業は必要ですが、正確にSOAP に直してくれるので、初めて使ったときはビックリしました」と、黒須氏はその精度の高さに驚いたという。

 Drive は、患者との会話以外にも、薬剤師からの医薬品に関する質問にも、医薬品添付文書情報を基に回答することができる。患者からヒアリングできた副作用症状など、気になる点をAI に検索させて、確認することができるため、安心して服薬指導に望むことができる。

 また、AI で検査データを素早く読み込めるのも便利な機能の1 つだ。検査値が印字された紙をスキャンすると、AI が画像解析して検査データを薬歴システムに取り込む。検査値を入力する手間が削減することに加え、次回の服薬指導時に活用することも可能だ。

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音声認識で高い実績のあるアドバンスト・メディア社のAI 音声認識AmiVoice と、双指向性マイクはNTT アドバンステクノロジ社の高指向性小型マイクロフォン「FR-1100」を採用

●対物業務の効率化で、地域へさらなる貢献を

 「新型コロナは、薬局が地域で果たす役割をあらためて考えるきかっけとなりました。インフルエンザの流行や新たな感染症への対応など、これからも求められることがあると思います。医療サービスの拠点として、衛生面や予防対策などのアドバイス、また、老老介護の患者さんには、患者さんだけでなく、その家族のサポートもしていきたい」と、黒須氏は強い想いを抱く。

 同店では、『Drugstar Drive』導入後、薬歴作成に費やす時間が大幅に削減された。対人業務をこれまで以上に深めるために、さらなる業務の効率化・改善が不可欠である。そのために、さまざまなツールを活用して、その道筋を探っていくとしている。
(「調剤と情報」2025年5月号より転載)
 


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