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【AD】わずか4秒で散薬の成分と総重量鑑査を実現 薬剤師の安心感と業務改善に大きく貢献

金太郎薬局羽束師在宅ケアセンター(京都府京都市)     提供:ウィズレイ

2025/5/22 10:00

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  代表取締役 川野 義光氏

 限られた時間で医薬品をより確実かつ効率的に鑑査するにはどうすればよいのか、現場の課題は尽きない。特に、一包化された散薬の鑑査は目視に頼らざるを得ず、薬剤師が不安を感じる場面も少なくない。京都市にある金太郎薬局羽束師(はづかし)在宅ケアセンターでは、業界初の分光分析を用いた成分鑑査装置を導入し、薬剤師から好評を得ている。

●グループ全店舗で在宅医療に注力

 在宅医療を通じて、患者一人ひとりに向き合うことを創業以来の理念にしている株式会社メタルファーマシーは、近畿エリアで金太郎薬局グループ7店舗を運営。2024年11月にオープンした羽束師在宅ケアセンターは、隣接する介護施設などを舞台に在宅医療に特化した業務を行っている。

 グループの他店舗と違い、在宅医療特化型のため患者が直接、店舗を訪れることは多くないが、在宅に特化しているからこそ、数多くの処方箋を応需している。患者の大半は高齢であるため、一包化や散薬調剤、粉砕調剤が多く、こうした煩雑な業務を支えているのが、株式会社ウィズレイが販売する散薬鑑査支援装置「コナミルベース」だ。

●成分鑑査だけでなく重量鑑査も素早くチェック

 コナミルには、据え置き型の「コナミルベース」と携帯型の「コナミルモバイル」があり、どちらも散薬を4秒で鑑査することができる。その仕組みは分光分析(近赤外分光法)にあり、一包化された散薬を測定部に差し込むだけで成分固有の波形データを取得し、既存のデータベースと照合して鑑査をする。混合散薬についても、混合比が処方内容どおりか鑑査することができるのが特徴だ。

 羽束師在宅ケアセンターでは、開業当初から「コナミルベース」を活用しており、通常の一包化調剤で必要な「分包前鑑査」の手間が軽減したという。成分鑑査と同時に重量鑑査をする機能も付いているため、一包化された散薬が処方内容と一致しているかを成分・重量2つの面から素早くチェックできる(注:重量鑑査は「コナミルベース」のみの機能)。

 「肉眼では判別できない散薬の中身を、客観的に判定してくれるのは大きい。散薬調剤に安心感をもてるようになった」と、代表取締役の川野義光氏は話す。

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「コナミルベース」は、レセコンから処方情報を自動で取得 

●錠剤の粉砕調剤にも対応

 高齢患者の処方箋で悩ましいものの1つに挙がる錠剤粉砕の指示。粉砕調剤は、薬局ごとに方法や粉砕に用いる器具が異なるため、同じ成分でも波形データに違いが生じる。コナミルには、利用者自らが薬剤の波形データを登録できる機能が備わっており、粉砕調剤することの多い薬剤の波形データを登録して鑑査をしている。

 薬局に導入する機器はまず、自分が使うようにしているという川野氏は、「コナミルベース」が自分だけでなく、部下の安心感にも役立っていると感じている。

 「安心して調剤できるという感覚は職場環境の改善にもなり、長い目でみれば薬剤師が職場に定着することにもつながると考えています」(川野氏)。

 さらに、もう1つの特徴として川野氏が挙げたのが操作性。「現場にとって必要な機能に絞り込まれているので、操作する際に悩んだり迷ったりすることがありません」と話し、画面上のボタンの配置や大きさ、音などもユーザー目線でつくり込まれているので、直感的に使える点を評価した。

 在宅業務を通して高齢者の偏食に気づいた同社では、管理栄養士が監修した弁当を販売する弁当屋を2021年に立ち上げ、個人宅や施設に宅配するなど、薬局としては珍しい取り組みも行っている。今後も「コナミルベース」などを活用しながら、地域に根差した活動をより精力的に取り組むとしている。
(「調剤と情報」2025年5月号より転載)
 


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