寄稿薬局徒然草

第18回 「本物の医療人」とは何か―赤ひげ考

2025/9/27 07:00

 山本周五郎の小説『赤ひげ診療譚』(1959年、文芸春秋新社刊)は、江戸時代の中ごろ、小石川養生所という貧しい人のための医療施設を舞台にした物語だ。そこで働くちょっと変わった医師・新出去定、通称「赤ひ...

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