
薬局において、ピッキングの正確さとスピードは業務効率だけでなく、顧客満足度や経営に大きく影響する。2026年3月、レセコン設定が不要で、利用開始まで最短10分、初期費用がかからない魅力的なピッキング監査システム「AICE(アイス)」がリリースされた。より正確な監査をするだけでなく、業務を可視化する〝分析と気づき〟機能で、薬局経営者をサポートするとして期待が高まっている。
■初期費用なし、すぐに利用開始できる
「AICE」を開発した株式会社メディナビは、「調剤業務に多方面から関わり続け、日々の変化にも迅速に対応できるシステムづくりに挑戦し続ける」ことを目指し、薬局経営や薬剤師業務を安全・安心面でサポートしている企業である。
「AICE は、レセコンとの連携が不要なので、モバイル端末さえあれば即日、導入できるのが大きな特長です。初期費用0円、月額3,500円、解約料なしで始められるほか、1カ月間の無料トライアルも用意しています。他の監査システムを導入済みの場合でも、iOS端末さえ準備すれば、すぐに使うことが可能なので、導入時の経済的・時間的コストがほとんどかかりません」と、同社取締役の野々村世紀氏はAICEの導入メリットを説明する。
■正確でスピーディー、GS1コード欠損もAIがカバー
監査手順は簡単だ。端末のアプリを起動させ、①保険調剤明細書などに印字されている電子お薬手帳用のQR コードをカメラで読み取る、②複数の医薬品を連続スキャンできる「高速マルチスキャン機能」でGS1コードをカメラでスキャンするだけ。AIによる「錠数自動カウント機能」では、手入力の手間や誤入力を避けることができる。照合結果は、端末の音で知らせてくれる。
また、監査時に薬剤の写真を撮影するとクラウド上に自動保存され、端末で確認することができるので、患者対応もスムーズに行える。
AICEの画期的な機能ともいえるのが、「AIによる読み取り補助機能」だ。PTPシートを切り離すなどしてGS1コードの表示が欠けてしまった場合、従来の監査システムでは医薬品を認識できなかった。
「先生方から“何とかしてほしい”とご要望が多かったので、GS1コードを読み取れなかった場合でも、シートに印字されている品名や規格をAIが読み取り、医薬品を正しく認識できる機能を付けたことで、不要な監査エラーを減らすことができました」(野々村氏)。

右)GS1コードの欠損(矢印部分)にも対応する「AI読み取り補助」
■監査データを業務改善や処方分析にも活用
AICEによる監査結果はすべて集計され、管理画面(ダッシュボード)でデータを確認することができる。例えば、監査が集中している時間帯、監査エラーの発生が多い医薬品がグラフで示され、日・月・年など指定した条件に応じて変えることも可能。エラーの多い医薬品は、調剤棚の配置を変える、注意喚起のマークを付けるなど、実効的な対策につなげることができる。
また、特にチェーン薬局のニーズに応えて、全店舗のデータを見られる権限など、閲覧権限を細かく設定できるようにした。この機能は、本部や地域ごとの一括した端末管理やデータ流出防止、地域や薬局ごとの処方分析・業務改善にも活用できる。
「AICEはどのタイプの薬局でも導入しやすいシステムです。ぜひ、無料トライアルで使っていただければ、操作性や実用性の良さを実感いただけると思います」と野々村氏。今後もバージョンアップしていきながら、薬局業務をサポートしていくとしている。
※(「PHARMACY NEWSBREAK 2026年4月 特別編集」より転載)
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