岐阜県薬剤師会に続き、宮城県薬剤師会と三重県薬剤師会も能登半島地震の被災地にモバイルファーマシー(MP)を出動させる予定だ。厚生労働省が7日午後、「石川県能登地方を震源とする地震について」の第18報で明らかにした。
MPについては岐阜県薬と岐阜薬科大が7日早朝、被災した石川県珠洲市に向けて金沢市から出動させた。厚労省は、さらに宮城県薬と三重県薬のMPも1台ずつ出動準備中としている。
●薬局被害は83件、営業不可は28件
厚労省は7日午後1時30分現在の状況として、薬局の被害件数を83件と公表した。内訳は石川県が65件、富山県が16件、新潟県が2件。営業不可に陥っているのは石川県で27件、新潟県で1件。