日本薬剤師会は9日、能登半島地震の被災地に投入するモバイルファーマシー(MP)について、10日にも和歌山県薬と宮城県薬のMP各1台、計2台が新たに現地入りするとじほうの取材に対し説明した。宮城県薬のMPについては早ければ9日夜に到着する。
MPは石川県から石川県薬に出動要請があり、日薬を通じ各地に協力を依頼。7日に岐阜県薬のMP1台が同県珠洲市に、9日には三重県薬のMP1台が同県輪島市に入り活動を開始している。今後の追加出動についても調整が続けられている。
●薬剤師派遣、大阪のチーム到着 10日には福岡からも
他都道府県から被災地への薬剤師の派遣については、福井、富山のチームがすでに現地に入り活動をしている。日薬などによると、9日には大阪、10日には福岡からの派遣チームが到着する予定。これ以外にも10~13日にかけて4つのチームが到着する見通し。