厚生労働省は1日深夜、石川県能登地方で震度7の揺れを観測した「2024年能登半島地震」による被害状況の第5報として、石川県七尾市の薬局1軒が建物の倒壊で営業不可状況に陥っていることを明らかにした。1日午後11時現在の情報。
厚労省は能登半島地震への対応として、1日午後4時11分に災害情報連絡室を、午後5時30分に災害対策本部を設置。「石川県能登地方を震源とする地震による被害状況」を同省ウェブサイト(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37198.html)に掲載し、更新を続けている。
薬局以外の被害状況は、「1日午後10時」時点で、石川県の19医療機関、新潟県の2医療機関で電気や水、医療ガスなどが使用できない状況となっている。石川県の1医療機関には倒壊の恐れもある。富山県、福井県の医療施設には同時点で被害報告はない。石川県ではDMAT9隊が活動している。